口・のどの症状
急性咽頭炎
症状
いわゆる、のど風邪の状態です。
のどの痛み、発熱、頭痛、倦怠感、頚部リンパ節の腫れが起こります。
のどの痛み、発熱、頭痛、倦怠感、頚部リンパ節の腫れが起こります。
治療法
薬物療法、ネブライザー（吸入）治療、含嗽薬（アズノールなど）によるうがいを行います。
急性扁桃炎
症状
扁桃が細菌感染を起こし、のどの痛み、発熱、頭痛、倦怠感、頚部リンパ節の腫れが起こります。
炎症が周囲に広がることもあるため注意が必要です。
炎症が周囲に広がることもあるため注意が必要です。
治療法
内服薬による治療が一般的ですが、何度も扁桃炎を繰り返す場合は手術の適応となります。
扁桃肥大・アデノイド肥大
症状
鼻づまり、口呼吸、いびき・無呼吸がよくみられます。また、滲出性中耳炎、副鼻腔炎の原因となります。
治療法
滲出性中耳炎を繰り返す、夜間呼吸が止まっているなどの症状がある場合手術の適応となります。
急性喉頭炎
症状
咽頭よりさらに奥の喉頭と呼ばれる部位に炎症が起きている状態です。
声がれ、咳、のどの痛み、違和感などの症状があります。
声がれ、咳、のどの痛み、違和感などの症状があります。
治療法
薬物療法（消炎鎮痛剤、咳止め、抗生物質など）、ネブライザー（吸入）治療を行います。沈黙療法（声を出さないこと）も有効です。
口内炎
症状
口腔粘膜、歯肉、舌、口唇など様々な場所に起こります。
口内炎の原因としては、免疫低下、ストレス、ウイルス、真菌感染などが考えられますが、原因不明で口内炎を繰り返す場合もあります。
口内炎の原因としては、免疫低下、ストレス、ウイルス、真菌感染などが考えられますが、原因不明で口内炎を繰り返す場合もあります。
治療法
軟膏や内服にて治療を行います。
声帯ポリープ
症状
声を出すための生体にポリープが出来てしまった状態です。
大きな声を出し過ぎたときや、のどの調子が悪い時に無理をして声を出したときなどに、炎症が強くなり発生します。声が出にくい、かすれるといった症状が起こります。
大きな声を出し過ぎたときや、のどの調子が悪い時に無理をして声を出したときなどに、炎症が強くなり発生します。声が出にくい、かすれるといった症状が起こります。
治療法
声の安静や吸入、内服を行いますが、症状が強い場合は手術によって治療します。
味覚障害
症状
味覚機能が低下して味を感じなくなり、生活に支障をきたしてしまう状態です。
精神ストレス、栄養不足、貧血、加齢など複数の要因が重なり合って影響している場合があります。
精神ストレス、栄養不足、貧血、加齢など複数の要因が重なり合って影響している場合があります。
治療法
主に亜鉛などの内服で治療を行います。
唾石症
症状
唾液を出す管の中や唾液腺の中に石が出来てしまい、詰まってしまうと唾液腺が炎症を起こします。
食事中に片側の顎下や耳の前が腫れたり痛むことがあります。
食事中に片側の顎下や耳の前が腫れたり痛むことがあります。
治療法
小さな石であれば石が自然に出てくることを待ちますが、石が大きかったり症状がくりかえす場合は手術も行います。